更新日: 2021年2月16日
クリスマスの夜の過ごし方といえば、クリスマスツリーやリースで飾りつけをした部屋で家族や親しい仲間たちと集まり、七面鳥の丸焼きや豪華料理、クリスマスケーキなどで祝うのが定番ですよね。でも、世界では日本とは異なる過ごし方がされています。そこで、日本とは違う、世界の国々のクリスマスの過ごし方をみていきましょう!
ちょっと変わった世界のクリスマスの過ごし方
・ドイツ
ドイツには「シュトレン」という重いパンをクリスマスシーズンに食べる慣習があります。日本でも「シュトーレン」といってクリスマスの時期に出回ります。このシュトレン、生地はたっぷりとバターが入っていて、中にはラム酒などに浸したドライフルーツやナッツがたくさん入っています。そして外側には粉雪のような白砂糖がたっぷりコーティングされています。
実はこのパン、レシピによっては1~3か月ほど日持ちするそうで、クリスマスイブの4週間前から薄くスライスして少しずつ食べて祝祭日を待つ風習があります。どんどん熟成していく味わいの変化も楽しんでいるそうですよ。
・ロシア
ロシアでは、ロシア正教の取り決めで、1月7日がクリスマス。日本でいうお正月のように新年を祝います。そんな中、サンタクロースではなく、「ジェット・マロース」という青い服を着たおじいさんと、雪娘という可愛い女の子がプレゼントを配る慣習があります。
・アイスランド
アイスランドでは、なんとサンタクロースが13人いるのだそう。アイスランド観光文化研究所によれば、サンタクロースは、ヴァイキング時代の民話に出てくるいたずらもの。12月12日から1人1人山からおりてくるのだそうです。12月24日に13人そろうと、ようやくクリスマスをお祝いするというお話があるそうですよ。
・スウェーデン
スウェーデンではクリスマスのときにおいしい食べ物がもりだくさん!「ジンジャークッキー」や「ルッセカット」というサフラン入りのロールパンをいただくのだそう。また「クリスマスポリッジ」という、シナモンと牛乳をかけて食べるミルクがゆも有名です。
飲み物は「グロッグ」というスパイスを加えた赤ワイン、炭酸水にホップ、麦芽に砂糖、スパイスなどを入れた「ユールムスト」が良く飲まれています。
また、「トムテ」という小人の妖精がいて、サンタクロースの存在とつながっているのだそう。12月24日の午後、子どもたちに直接プレゼントを渡しにくるのだそうです。
まとめ
国が変われば、お祝いの仕方や、サンタクロースのストーリーも変わります。興味が湧いた国のことをもっと詳しく知って、お祝い方法を真似してみるのも楽しいのではないでしょうか。