更新日: 2021年2月16日
クリスマスのスイーツといえばクリスマスケーキが定番!苺のホールケーキやチョコレートケーキ、ブッシュ・ド・ノエルなどが人気ですよね。でも、クリスマスに世界で食べられているスイーツは、日本とはちょっと違うのをご存知でしょうか?そこで今回は、世界各国でクリスマスに食べられているスイーツをご紹介します!
フランス
・ブッシュ・ド・ノエル
クリスマスといえばブッシュ・ド・ノエル!日本でも定番ですよね。クリスマスの晩、暖炉の前に家族みんなが揃ったことから、暖炉の火を燃やす薪を象徴する形のロールケーキになったのがはじまりなのだとか。周りに振りかけられた粉砂糖は、霜を表しています。
・プレデル
プレデルとは、星型や絞り出しされた形をした小さなクッキーのこと。特にフランスのアルザス地方で見られるお菓子です。現地ではバニラ、ココア、アーモンド、シナモンなど、いろんな味の生地のプレデルが売られているのだとか。スパイスのきいた味もあるのだそうですよ。
ドイツ
・シュトレン
こちらも日本ではおなじみですね。生地の中にブランデーに漬けこまれたドライフルーツがたっぷり入ったパンです。表面には粉砂糖がまるで雪化粧のようにかかっています。薄く切ってクリスマスの4週間前から少しずつ食べる慣習があるそうです。
・レープクーヘン
可愛い形や色のクッキーです。よくクリスマス市の店の軒先に吊るされているシーンをテレビなどで見たことがあるのではないでしょうか?生地に香辛料が練り込まれている直径8cmくらいの大判のクッキーで、はちみつ入りの生地に、香辛料のシナモン、グローブ、コリアンダーなどが入ったものが定番です。アイシングやチョコレートでコーティングされています。
イギリス
・クリスマスプディング
イギリス流クリスマスケーキ。プティングといってもプリンではなく、濃厚なフルーツケーキのことです。8月くらいに作り、毎月ブランデーをかけて熟成していくこともあるのだとか!独特の味わいがするそうですよ。
イタリア
・パネトーネ
イタリアでは定番のクリスマス菓子のひとつです。ドーム型のパン生地にはレーズンやオレンジなどのドライフルーツが入っています。
・パンドーロ
「黄金のパン」という意味がある菓子パンで、富士山のように山形をしているのが特徴です。こちらはパネトーネと違い、ドライフルーツは入っていません。粉砂糖をたっぷりまぶしていただきます。
オーストリア
・クグロフ
帽子型の可愛いパン。干しブドウが入っていて、クリスマスのお祝いごとには欠かせません。オーストリアが発祥の地とされていますが、フランスでも食べられています。マリー・アントワネットがこよなく愛したことでも知られています。
デンマーク
・エーブレスキーバ
デンマークの伝統菓子。丸い焼いた生地に、お砂糖やジャムなどをかけていただきます。日本のたこ焼きをちょっと大きくしたような見た目で、専用の焼き器はまさにたこ焼き器そのもの!なんとなく愛着がわいてきます。
まとめ
日本のクリスマスケーキとは一味も二味も違う世界各国のクリスマススイーツ。ケーキからクッキーまで、新鮮でしたよね!たまには世界の伝統スイーツを味わってみるのもよいのでは?