更新日: 2021年7月16日
バレンタインデーが過ぎると、すぐにホワイトデーがやってきます。あなたは、ホワイトデーにバレンタインの金額の3倍のものをお返しギフトとする「3倍返し」の存在をご存知でしょうか?
3倍返しの説がどこから来たのか、現代女性は、何倍返しを望んでいるのか、早速チェックしてみましょう!
ホワイトデーの「3倍返し」はどこから?
ホワイトデーの「3倍返し」の説の由来ははっきりしていません。
ある説では、景気のよいバブル期に、女性誌などでバレンタインのお礼は3倍にして返すのがマナーといった内容がさかんに書かれ、それが広がっていったということがあるようです。
当時の男性たちは、本当に3倍返しをしていた人もいたかもしれませんが、今となっては、3倍返しは、男性たちにとって「しんどい」と感じることも多いでしょう。
現代女性は「4倍返し」でやっと高評価
女性からすれば「3倍返し」は嬉しいものです。しかし、現代女性はお目が高いのか、基準が思いのほか上がっているようです。
Yahoo!ショッピングが2016年に行った「ホワイトデー本音調査」では、「何倍返し」について面白い結果が出ていました。
女性に対して「義理チョコのお返しは、何倍返し?金額によって気持ちに変わるのか」という問いに対して、「同額」だと56.9%が「まずまず満足」、「2倍返し」だと「まずまず満足」が46.3%、「好感度が上がる/その人の株が上がる」が38.9%でした。
そして「4倍返し」になると「好感度が上がる/その人の株が上がる」が55.8%と大幅に上がり、「異性として魅力的に思う」人も11.9%でてきます。さらに「5倍以上」になると「好感度が上がる/その人の株が上がる」は47.1%と若干下がりますが、「異性として魅力的に思う」が23.4%と上がっています。
出典:Yahoo!ショッピング「ホワイトデー本音調査」
このことから、好感度が上がるのは「4倍返し」以上で、異性としての魅力アップまで考えると「5倍返し」以上を考える必要がありそうです。
1,000円の義理チョコをもらった相手には、4,000円~5,000円相当のギフトをお返しすると、評価が上がる可能性が高いということです。
現代の男性は何倍返しにすればいい?
バブル期と同等に考えるのは、景気が多少回復しているとはいえ、なかなか厳しいところがあるでしょう。
4倍返しは確かに喜ばれますが、それよりも重要なのは、感謝の気持ちを込めることです。義理チョコは、同額~2倍程度が無難といえそうです。
本命の場合には、4倍返しを目指してみたいですね。
まとめ
噂の3倍返しの説は、時代遅れではありながらも、女性の本音は4倍返し以上が高評価です。予算の許す範囲で送るギフトを検討しましょう。