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こんなに違う?日本と海外のバレンタインデー

2017年1月1日

更新日: 2021年7月16日

もともとはローマで始まったバレンタインデー。でも日本のバレンタインデーは、お菓子会社の宣伝の一環で生まれたもので、海外のバレンタインデーとはちょっと違う独自のものになっている。じゃあ、海の向こうのバレンタインデーはどんなものなのだろう?

■「男性から女性へ」カードを贈るイギリス
イギリスのバレンタインデーは、あまりチョコと関係がない。しかも「男性から女性へ」贈るという、日本とは正反対のものだ。イギリスのバレンタインデーで重要なのは「カード」。
花やシャンパンにメッセージカードを付けて贈るのだが、そのカードがポイント。差出人の名前や宛先をはっきり書かないのだ。誰からかわからないようにこっそり渡されるカード。「差出人は誰だろう…?」と想像して楽しむ。なんだかちょっと文学的で、ロマンチックだ。

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■「バレンタインにはダイヤモンド」!? アメリカのバレンタインデー
アメリカも、企業の広告の一環でバレンタインデーが宣伝された。ただ、宣伝していたのは宝石業界!「バレンタインデーにはダイヤモンドを贈ろう」などというキャンペーンが実施されていたのだとか。ゴージャス!
ただし(もちろんというかなんというか)バレンタインデー=ダイヤモンドは定着しなかった。日本のように「男女関係」「恋愛」に集中するわけではなく、「親しい人に愛情を表現する日」として広まっている。
イギリスと同じように、花やチョコに添えてメッセージカードが贈られる。アメリカでもっともカードが売れる日はクリスマスだが、バレンタインデーはその次の位置についている。

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■韓国は「義理チョコ」ならぬ「礼儀上チョコ」!?
韓国のバレンタインデーは日本から影響を受けているため、日本と似ている。女性から男性へチョコレートを贈る日だ。大きなバスケットにたくさんチョコを詰めて贈るのが一般的。
「義理チョコ」という風習は日本ほどは存在していないが、最近は「礼儀上チョコ」を贈る人も増えているのだそう。「礼儀上」…けっこうキツいなー!

まだまだ定着していないドイツ、「愛を確かめる日」のフランス、「男性から女性へ」「チョコは特に贈らない」と日本とは正反対のイタリアなど、世界のバレンタインデーはバリエーション豊か。日本の「女性から男性へ」は実は少数派で、世界の多くは「男性から女性へ」。花やカードといった「海外式バレンタイン」は日本ではあまりなじみがないけれど、チョコと一緒に導入してみるのはいかがだろう。

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POWARED BY KOBE FRANTZ                                                                                                         画像出典:freepik