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「節分」の由来を知って楽しく鬼退治♪

2024年1月19日

更新日: 2024年5月1日

2024年「節分」を盛り上げる↑↑ 絶品スイーツ&セット

■ 節分とは

2月3日は「節分( せつぶん)」♪ 節分といえば “ 鬼は外!福は内!”と豆をまく「豆まき」、恵方を向いて食べる「恵方巻」の家族で楽しめるイベントのイメージが強いですよね。
節分は本来「季節を分ける」、季節が移り変わる節日(立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日)に、1年に4回あったものでした。
その由来は中国に古く伝わる『 追儺(ついな)』という儀式が始まりで、いわゆる病気や厄を “ 追儺 ” と呼んでおり、その厄を祓う儀式が行われていたのです。
古代中国では災害や飢餓、大病など厄は “ 鬼の仕業 ” によるものと考られていたのですね。


■ 日本ではいつ始まったの?

そんな節分が日本にやってきたのは奈良時代、日本で大流行した疫病を祓う目的で、中国から伝わった追儺を宮中で行ったのが始まりといわれています。

それ以降、平安時代には宮中で陰陽師によって鬼祓いは盛んに行われるようになりました。そして江戸時代には宮中だけでなく、一般庶民も同様に節分の行事を行うようになっていったのです。
そして平安時代には節分の日に《煎り豆》を用意するほか、《ヒイラギとイワシの頭》を玄関に飾る風習も始まりました。
これは「ヒイラギのトゲが目に刺さり、イワシの頭の臭気に驚いて鬼が逃げる」という意味があるのだそうです、なんだか想像すると面白いですよね!

またヒイラギと並んで節分に欠かせない植物があるのをご存知でしょうか?
それはなんと「桃の枝」、桃は厄除けの力があり中国では不老不死の実であると考えられています。日本でも中国の考え方が受け継がれ、桃は日本の神話にも “ 厄除けの神様 ” として登場しています☆

■ なぜ大豆をまくの?

それでは、節分に大豆の豆をまくのはなぜでしょうか?
「当たると痛いから鬼が逃げるから」と想像はできますが、実はそれには諸説あり古来より日本には米・麦・ひえ・あわ・大豆などの五穀や、塩・砂などをまいて邪気を祓ったり清めたりする習慣がありました。
さらに中国の古典において大豆が「鬼毒を殺し、痛みを止める」と書かれているのが理由ともされています。

また “ 魔を滅する ” という意味で鬼の目にぶつけて「魔滅(まめ)/ 豆」、さらには “ 射る ” から炒り豆を使うという語呂合わせからという説や、万が一撒いた豆から芽が出たら、鬼(厄)に襲われると考えて節分で使う豆は必ず炒らねばならないと考えられたという説、さらには五行(地球にあるあらゆるものは「木」「火」「土」「金」「水」(もっかどごんすい)の5つの要素から成り立っていると考える思想)で見ると「金」にあたる鬼に「水」にあたる豆では弱いので「火」を入れることで鬼より強くするのだとする説もあるようですよ!


【豆まきのやり方】
● 事前に役割分担を決めておく
・豆まき係
家長か、年女や年男、厄年の方がつとめるといわれます。


・締め切り係
豆をまいて窓から鬼を追い出したあと、鬼が戻ってこないよう、急いで窓を閉める係


・鬼係
伝統的なものではなく、ただ盛り上げ役というだけなのでいなくてもOK


● 前日準備
福枡と呼ばれる枡に豆を入れ、神棚にお供えしておく


● 当日
豆まき係は福枡を持ちながら戸や窓を開けて「鬼は外」と唱えながら家の外に豆をまく

締め切り係が戸や窓を閉めて、豆まき係は「福は内」と唱えながら家の中に豆をまく

何度か「鬼は外」「福は内」を繰り返し、豆まきが終わったら歳(年齢)の数だけ豆を食べると健康になると言われています


■ なぜ「恵方巻」を食べるのか

恵方巻とは節分の夜、その年の歳徳神(としとくじん、とんどさん / 陰陽道でその年の福徳を司る神)が坐する「恵方」に向って太巻きを丸かぶりすると願い事が叶うというもので、起源は大阪の船場でその風習が始まったと伝えられています。

【恵方巻の食べ方】
● 恵方を向いて食べる
「恵方巻き」という名前のとおり、恵方巻きは恵方を向いて食べると縁起がよいと言われています。「何事も恵方を向いておこなうことでご利益が得られる」との古くからの考えが恵方巻きにも当てはめられているようです。
※ 恵方は毎年変わるため、前もって調べておくのがオススメ!


● 切らずに1本食べる
さまざまな具材(=福)を巻き込んだ恵方巻きを切ることは、「よい縁が切れる」「幸運が途切れる」ことにつながり縁起が悪いとされています。
※ お子さんやご年配の方向けには、切らずに1本食べ切れるような太さや長さのものを用意するのがGood☆


● 無言で食べる
食べる途中で話すと、恵方巻きとともに体の中に取り込んだ福が口から逃げてしまうと言われています。
一度かぶりついたら最後まで無言で頑張って食べ切りましょう♪


■ 節分に縁起の良い食べ物

・鬼を追い払う「いわし」
節分にいわしを食べる地域もあり、これはいわしを焼くにおいを鬼が嫌うためだとされています。
また関西地方を中心とした西日本でおこなわれている風習で、鬼を家に寄せ付けないために、ひいらぎの葉が付いた枝に、焼いたいわしの頭を刺したものを玄関先に飾ることも。


・体内をきれいにする「こんにゃく」
昔は節分や大掃除の後に、体内に溜まった汚れを出すために食べられていたそうです。 現在でいうデトックスですね!


・健康を願う「けんちん汁」
けんちん汁は大根やにんじんなどの根菜を油で炒めてから煮込み、しょうゆで味付けした汁物料理。
発祥は諸説あり、中国の精進料理である巻繊(けんちゃん)が日本語になったという説や、鎌倉の建長寺で作られていた「建長汁」が次第に「けんちん汁」と呼ばれるようになったという説があります。


・長寿を願う「そば」
そばは麺類のなかでも切れやすいため厄落としの意味があったり、長く伸びて細く切れることから長寿の意味を持つ食べ物でもあります。
節分に縁起の良いそばを食べることで、これからはじまる一年の幸福や長寿を祈る意味があります。


・厄を払う「福茶」
福茶とは、昆布や梅干し、黒豆などを加えたお茶のことで、福を招くとされる縁起物です。大晦日や正月、節分などの節目やお祝い事の際に福茶を飲み、健康長寿や無病息災を願う意味があります。


■ 節分にピッタリなお茶菓子&スイーツでもっと盛り上がる↑↑

長い歴史の中でみんなの幸せを願うイベントとして受け継がれてきた「節分」、今年も家族や仲間とめいっぱい楽しむためにしっかり準備して最高に楽しみたいですよね☆
豆まきや節分料理を食べた後には、やっぱり美味しい日本茶をみんなでゆっくり楽しみながら、それに合うお茶菓子があればもっと盛り上がること間違いなし♪

お茶の味を引き立てて、菓子の見た目の美しさや季節感によっておもてなしの心を伝えるお菓子がお茶菓子。鎌倉時代に中国から伝わった点心(おやつ)の習慣が起源とされています。
その後日本で干し柿や饅頭・羊羹などの点心が広まり、室町時代には禅宗と武士の精神を結びつけた「茶の湯」が確立しました。
このように、お茶菓子の習慣は日本の伝統的文化と言えますよね☆

お茶菓子には和菓子はもちろん、抹茶とチョコレートの組み合わせが世界中で人気を得ているように実は洋菓子もピッタリ♪

《洋菓子にあう日本茶の種類》


生チョコ・マカロン / 抹茶・玉露


プリン・マシュマロ / 煎茶・玉露


ケーキ / 煎茶


洋菓子の種類に合わせてお茶を何種類か準備して、節分の日にはちょっとしたティーパーティーをするのも楽しそう!
今年の節分には、大切な人と一年の平和と幸せを心から願う素敵な一日をお過ごしくださいね♪

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POWARED BY KOBE FRANTZ                                                                                                         画像出典:freepik