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第55回 くつっ子まつり

2024年5月2日

更新日: 2024年7月19日

■「くつっ子まつり」ってどんなイベント?

日本ケミカルシューズ工業組合が主催し、長田区・新長田駅近くにある「鉄人広場」で毎年6月と12月に定期開催されている “ 掘り出し物の靴がお得に買える ” と人気のイベント「くつっ子まつり」♪

今年は地元の靴メーカー約30社が参加!
パンプスやローファーなどの婦人靴を中心にバラエティー豊かな靴が “ 市場より安値 ” で販売されることから、毎回たくさんの人で賑わう大人気イベントです☆

今年も「500円割引券」が当日12時から会場内別グラウンドにて先着で600枚が配布され、更に昼過ぎからはタイムセールを実施するブースもあるそうなので、それらを上手く利用してお気に入りの靴をお得にゲットしたいですね♪


■ なぜ「長田」が靴のまちなの?

そんな長田の大人気イベント「くつっ子まつり」ですが、そもそもなぜ長田が「靴のまち」となったのか、その歴史をご存知ない方も多いのではないでしょうか。
歴史が分かった上でこのイベントに参加すれば、なんだかもっと長田の靴に愛着が沸くこと間違いなし♪
そこで今回は長田が「靴のまち」になった歴史を簡単にご紹介します☆

■ 「靴のまち長田」の始まり

1909年、当時「春日野原」と呼ばれまだ更地であった神戸の脇浜でしたが、南側に路面電車・阪神電車が走り始め、また神戸港が輸入に有利な立地だったことから少しずつ改革が進められました。
そこに英国ダンロップ社がいち早く目を付け、ダンロップ護謨(極東)株式会社日本支店が設立されました。

そして1914年の第1次世界大戦をきっかけにゴムの需要は急速に伸び、ゴム靴や長靴の生産が始まった1920年代には次々と長田区内にもゴム工場が建設されました。
それが「靴のまち長田」の始まりとなったのです!

■ ケミカルシューズの誕生

しかしその後ゴム靴の価格が下落、更に1945年の第2次世界大戦の被害によって長田の靴産業は衰退の危機を迎えてしまいました。
そしてその危機を救ったのが、1952年に “ ゴムに代わる新たな素材 ” として誕生したケミカルシューズ!

ファッション性に富んだケミカルシューズは大人気となり、1971年のピーク時には約1億足も生産され、そのうち約4割が輸出されていたそうです。

■ 長田に「シューズプラザ」完成!

そしてバブルの崩壊や1995年の阪神・淡路大震災などにより、長田の靴産業は再び衰退の危機を迎えてしまいます。
しかしそんな環境の中、2000年には “ 震災からの復興 ” と “ 靴のまち長田の活性化 ” を目的に細田町に『シューズプラザ』が完成しました☆

長田の皆さんの熱い想いから完成したシューズプラザで開催される《くつっ子まつり》に参加して、ぜひお気に入りのシューズをリーズナブルに手に入れて今年もウキウキの夏をお過ごしくださいね♪

【 第55回 くつっ子まつり 】

■開催日時
2023年6月2日(日)9:00~16:00
入場制限なし・雨天決行(警報発令時は中止)

■開催場所
鉄人広場(若松公園内)
兵庫県神戸市長田区1丁目

■割引券(500円)
配布時間:12:00 ~ / 会場内別グランドにて
※枚数は600枚で先着順
※靴以外の物にはご利用いただけません
※ご利用の際は釣銭のお返しが出来ません


■主催
日本ケミカルシューズ工業組合

■お問い合わせ先
日本ケミカルシューズ工業組合
TEL:078-641-2525

■公式サイト・SNS
・日本ケミカルシューズ工業組合
https://www.csia.or.jp/event/index.htm
・instagram
日本ケミカルシューズ工業組合


■ 参考サイト
・靴のまち -神戸市-
https://www.city.kobe.lg.jp/h53961/kuyakusho/nagataku/jyouhou/kutsu.html

・神戸工場の立ち上がり -住友ゴム-
https://www.srigroup.co.jp/topics/detail/?topicsno=1408


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#神戸 #くつ #新長田 #まつり #鉄人広場

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POWARED BY KOBE FRANTZ                                                                                                         画像出典:freepik