更新日: 2022年1月31日
11月7日(土)神戸の街がジャズの音色で彩られる「1 DAY JAZZ ROAD」が今年も開催されます。兵庫県立美術館から神戸市立王子動物園までを結ぶ大通り「ミュージアムロード」とその周辺地域に会場が設けられ、各所でジャズに触れることができる当イベントは、ジャズの魅力と地域の賑わいづくりを図るため企画されています。昨年までは複数のステージを設けて開催されていましたが、今年は『兵庫県立美術館展示棟南側』と『JR灘駅北側駅前広場』の2か所での開催となります。
『県立美術館展示棟南側』のステージでは、緻密な音の表現と圧巻の演奏力のプロミュージシャン「高橋知道クインテット」が出演。『JR灘駅北側駅前広場』では、毎年恒例の原田中学校吹奏楽部の演奏をはじめ神戸のジャズシーンを支えるアマチュアバンドが出演します。料金はどちらも無料。イベント開催にあたっては、《新型コロナウイルス感染拡大予防対策》として、検温、座席とステージの十分な距離の確保、アルコール消毒などの対策が行われます。
「1DAY JAZZ ROAD」のように、年間を通じて様々なライブイベントが行われる神戸は、1868年(明治元年)の神戸港開港以来、日本のジャズ発祥の地として、港町ならではのジャズ文化が作られてきました。1923年(大正12年)には宝塚歌劇団のヴァイオリニストであった井田一郎氏が、日本初のプロのジャズバンド「ラフィング・スターズ」を結成。1960年代から70年代には神戸で現在も続く老舗のジャズ喫茶やジャズライブハウスがオープン。2015年からは4月4日が「KOBE JAZZ DAY」に制定されるなど、神戸のジャズの歴史は更新され続けています。
芸術の秋、ジャズの街神戸で異国情緒あふれる街を散策したり、美術館を訪れたりしながら、プロミュージシャンやアマチュアジャズバンドの演奏を楽しんでみてはいかがでしょうか。今まであまりジャズに触れる機会のなかった方も、神戸のジャズファンだという方も「ジャズの街神戸」の歴史を感じながらこの機会にジャズを是非楽しんでみてください。
※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、記載の内容にも変更が生じる可能性がございます。予めご了承ください。(最新の情報に関しましては、お手数ですがご利用者様ご自身でご確認いただきますようお願いいたします。)
■開催日時
2020年11月7日(土) (小雨決行)
■開催場所
神戸市立王子動物園・兵庫県立美術館間「ミュージアムロード」周辺
■料金
観覧無料
■各ステージ概要
【兵庫県立美術館ステージ】
場所:兵庫県立美術館会場
(展示棟南側「Sun Sister なぎさ」横)
時間:11:00~12:00
出演:高橋知道クインテット
【JR灘駅北側ステージ】
場所:JR灘駅北側広場
時間:12:30~16:00
出演:神戸市立原田中学校 他
■お問い合わせ先
兵庫県神戸県民センター 県民交流室 県民・産業振興課(産業振興担当)
TEL: 078-647-9086 FAX:078-642-1080
■公式サイト
イベント情報-JAZZ TOWN KOBE
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