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FATHER'S DAY > 世界の父の日ギフト

世界の父の日ギフト

2024年5月20日

更新日: 2024年5月24日

お父さんにギフトを贈って感謝の気持ちを伝える日《父の日》ですが、父の日発祥の国アメリカをはじめ、海外では国によって父の日に贈る定番ギフトはそれぞれ異なるようです。

今回は、日本と同じく6月の第3日曜日が父の日と制定されている国、アメリカ・カナダ・イギリス、そして6月の第3日曜日以外を父の日に制定している韓国・ドイツ・オーストラリア・イタリア・フィンランドで贈られる “ 定番の父の日ギフト ” についてご紹介します♪

父の日のギフト選びに迷っている人は、ぜひ参考にしてくださいね!


■アメリカ(6月の第3日曜日)

アメリカで《父の日》に贈られる定番のギフトは、バラの花やメッセージカード。
父の日の生みの親ともいえるワシントン州に住んでいた一人の女性ソノラ・スマート・ドット(※1)がお父さんのお墓に白いバラを供えたことから、お父さんが健在なら赤いバラを、お父さんが亡くなっている場合はお供えとして白いバラを贈るようになったのだそうです。
また、バラ以外にもお父さんの好みのアイテムを選ぶのも一般的です。
(※1 詳細は《インターネット花キューピット / 国ごとに風習が違う!世界の父の日事情》をご参照ください)

ギフトの特徴としては、あまり高価なものは贈らず少し高級なチョコレートやお花、ワインなど手土産として喜ばれるものが一般的なようです。その他にも趣味があるお父さんには趣味に関するものを贈ります。

ギフトを贈る対象ですが、アメリカでは「その人が誰かの父親」であればその対象になるのだそう。
日本では自分から見てのお父さん、つまり「自分の父親」か「義父」にギフトを贈るのが一般的ですが、「父親である夫」「父親である兄弟」なども対象になるそうですよ♪

■カナダ(6月の第3日曜日)

カナダでは《父の日》の定番のギフトとして、花やネクタイなどをお父さんに贈る他、家族でアウトドアを楽しむという習慣も根付いています。

普段は仕事で忙しいお父さんも、この日一日は仕事を忘れて家族とリラックス。のんびりと自然の中で休暇を楽しむことで、すっかりリフレッシュできそうですね!
素敵な1日がギフトということのようです。

普段はあまりお父さんと過ごす機会が無いという人も、年に1度の父の日にはカナダでの習慣をお手本に、お父さんと一緒に過ごすリラックスタイムを作ってみるなんていうのも新鮮で喜ばれるかもしれませんね。

キャンプやピクニックなど自然の中での時間を共有すれば、普段は無口なお父さんも驚くほどおしゃべりになったり、実はアウトドアの達人だったりと家族に意外な一面を見せてくれるかもしれません♪


■イギリス(6月の第3日曜日)

イギリスでも6月になると日本と同じように、スーパーマーケットやデパートなどで父の日特設会場などが賑わいを見せ始めます。

イギリスの《父の日》定番のギフトは花やメッセージカード。特徴的なのは贈る花の “ 花言葉 ” にこだわること。さすがガーデニング大国イギリス、お花に対する思い入れが他国に比べて深いのでしょうか!
またお花以外のギフトを贈る際にも、その品物に込める意味にこだわるのだそう。

祝い方としては家族で食卓を囲み、お父さんにギフトを渡してお祝いをするそうです。
また小さな子供たちは、手作りのプレゼントをお父さんに贈るのも一般的なのだとか。
アットホームな温かな雰囲気で父の日をお祝いするようですね!

ギフトを扱うネットショップなどでは、父の日ギフトとしてちょっと面白い吹き出してしまいそうなアイテム(Funny items)が登場してブリティッシュジョーク溢れるユーモアのあるギフトも好まれるようです☆

■韓国(5月8日)

韓国では5月8日は「オボイナル(어버이날)」といい、両親に感謝をする日。

「母の日(5月の第2日曜日)」「父の日(6月の第3日曜日)」と別々に記念日がある日本とは違い、「オボイ(어버이)」は “ お父さんお母さん ” という意味で5月8日は両親へ感謝の気持ちを表します。

日程や形式は異なりますが、カーネーションを贈る習慣はなんと日本と同じ!
オボイナルの記念日には所々でカーネーションの花束や鉢植えが売られ、街中がとっても華やかに♪

その他人気のオボイナルギフトアイテムは、現金・美容グッズ・健康グッズなどのようです。


■ドイツ(5月のキリスト昇天祭に合わせて)

イースターを1回目の日曜日として、そこから6回目の日曜日のキリスト昇天祭(死後復活したキリストが天に昇ったことを記念するお祝い)が「父の日(Vatertag)」となるドイツ。

昔は若い父親を教育する “ 若いお父さんに父親のとしてのマナーや作法などを教える日 ” だったそうですが、今では全世代のお父さんがお気に入りの場所に出かけ、最後にはパブに行って仲間たちと楽しく飲んで祝うそうです♪


■オーストラリア(9月の第1日曜日)

オーストラリアの父の日の由来ははっきりしていないのだそうですが、父の日には家族でピクニックやバーベキュー、ビーチなどに行ってアウトドアを楽しむのが一般的。

父の日の時期にはホームセンターや車用品店、電気屋などで父の日セールが開催され、日曜大工が大好きなオーストラリア人らしい工具やカーアクセサリー、ハイテク電化製品などが父の日ギフトに人気のアイテムなようです☆

■イタリア(3月19日)

イタリアで3月19日はサン・ジュゼッペ(S.Giuseppe)の祝日、サン・ジュゼッペは聖母マリアの夫でありキリストの養父であることから、この日が父親に感謝する《父の日》になっています。

父の日にはゼッポレ・ディ・サン・ジュゼッペ(Zeppole di San Giuseppe)というお菓子を食べる習慣があるのですが、その由来は昔大工だったサン・ジュゼッペが副業で「揚げ物屋」を営んでいたことから、揚げ菓子をサン・ジュゼッペの祝日に食べるようになったとも言われているのだそう♪


■フィンランド(11月の第2日曜日)

父の日はフィンランド語で「イサンパイヴァ(Isanpaiva)」、母の日や誕生日と同じく朝まだ寝ているお父さんのところにケーキとコーヒーを持っていったり、手作りのプレゼントや手紙などを贈ってお父さんに感謝の気持ちを伝えます☆


世界の《父の日》の過ごし方と定番のギフトをお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
定番ギフトや祝い方は様々ですが、“ 大好きなお父さんに感謝を伝えたい ” 気持ちは世界共通ですよね!

世界各国のギフトや贈り方を参考に、2024年の父の日はギフト選びを成功させてお父さんを最高の笑顔にしてくださいね♪

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POWARED BY KOBE FRANTZ                                                                                                         画像出典:freepik